マーティン・スコセッシ監督
ベトナム帰りのタクシー・ドライバー
トラビス(デ・ニーロ)の失意、
屈折した正義感、孤独を描いた
これぞ 70年代!の傑作。
ロバート・デニーロの出世作としても
必見。いつのまにか母になってしまった
若きジョディー・フォスターも出演。
夫はベスト10に入る作品とかでDVDを
購入。
トム・スコットのアルトサックス
の音色とともにN.Y.の匂いまで感じられ
そうな映像。
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ウディ・アレン監督
同じ70年代でもこちらは、アッパー系。
売れっ子TVライター(アレン)。
妻(メリル・ストリープ)は愛人
(女性!)を作って別居中。
高校生の恋人(マリエル・ヘミング
ウェイ)がいながら、友人の浮気
相手(ダイアン・キートン)に
惹かれ・・・。アレンお得意の
複雑な人間関係と会話、会話、会話。
ガーシュインの「ラプソディー・
イン・ブルー」にのって映し出される
Manhattan のモノクロの風景 が素敵。
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ウェイン・ワン監督
ポール・オースター原作、脚本
N.Y.の下町ブルックリンが舞台。
通りの角にあるタバコ屋の主人
(ハーヴェイ・カイテル)と
常連客の作家(ウィリアム・
ハート)、偶然出会った黒人
少年。それぞれの大切な人間関係が
小さなエピソードとともに
絡み合っていく秀作。
「ショコラ」の音楽のレイチェル
・ポートマンの控えめな音楽が
いい。
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