●画像をクリックするとAmazonにてDVD詳細をご覧になれます。Shoppingも可。
No.3 |
|
アイ・アム・サム < I am Sam > アメリカ 2002年 |
|
|
監督 |
ジェシー・ネルソン |
出演 |
ショーン・ペン / ダコタ・ファニング
ミシェル・ファイファー |
|
プレビュー |
7歳児程度の知能のサム(ショーン・ペン)は、6歳になる娘ルーシー
(ダコタ・ファニング)と2人暮らし。
父親サム、サムの友人、隣人のピアノ教師らの愛情の中で素直に賢く育っている
ルーシーだが、学校に通いだし自分の父親が”違う”ということに気付く。
一方 、サムの養育能力を案じた 児童福祉局はルーシーを施設へと
連れていってしまう・・・。
天才子役ダコタとショーン・ペンの共演にぐいぐい引き込まれます。
難しい テーマですが、見終わった時には暖かい気持ちでいっぱいになります。
ショーン・ペンの演技に嫌みがまったくなく、感傷的なお涙頂戴ではなく
丁寧なリサーチに基づいた監督や俳優たちの思いやりや理解が感じられる作品。
ミシェル・ファイファー演じる負け知らずのやり手弁護士が、単なるいい人
ではなく、自己中心的で息子、同僚との関係に問題有という設定で物語に現実味が。
全編ビートルズ・カヴァーの音楽も最高です。 <Check ↓参照>
特にDVDの特典映像の未採用シーンは必見!
ダコタや犬達を相手にすっかりサムになりきっているショーン・ペンの演技は
感動です。
|
|
+
トリビア + |
「ドクター・スース、再び」
冒頭、寝る前にサムがルーシーに読んであげているのもドクター・スースの本。
Dr.スースって誰?
"Green Eggs and Ham " はサムのお気に入り。 <Check ↓参照>
この本、実は " I am Sam. " という文章で始まっています!
|
|
|
|
★★★おすすめサントラ★★★ |
|
ビートルズは偉大だ! |
|
|
|
どうみてもまずそうな緑の目玉焼きと
ハムを持ってきたサム。
なんとか「I(私)」に食べさせようと
しつこくしつこくせまります。
とうとう一口食べてみると、そのお味は?
ドクター・スースはやっぱりカセット・
ブックがおすすめ。
Would you 〜? Could you〜?と自然と
口づさんでしまいます。
|
娘の名前をルーシーとした主人公サムに
とって、 ビートルズはなくてはならない
存在。
数々の名曲をシンプルなアレンジでカヴァー
していて、各ヴォーカルの味が際立ちます。
エイミー・マン&マイケル・ペン(ショーン
ペンの兄)の "Two of Us" とサラ・マクラ
ク ランの "Blackbird " が私のお気に入り♪
映画をみていない人にもおすすめです! |
|
|
|
|
|
|
|
劇中,「クレイマー・クレイマー」
( 1979年 :ダスティン・ホフマン/メリル・ストリープ共演、父と子の物語の傑作)
のせりふが、引用されています。
高校時代に一生懸命覚えたせりふ。
<いい親になるには>
It's about constansy.
/ いつも同じことをいうこと。
It's about patience.
/ 忍耐。
It's about listening.
/ 話を聞くこと 。
It's about pretended to listen even when
you can't listen anymore.
/ こどもの話を聞く気がなくても聞くふりをしてあげること。
It's about love.
/ 愛すること。
親になった今、気がつくとミシェル演じる母のように
忙しい!を口実に子供に自分の都合を押し付けたり、
子供の為、などと言いつつ思い通りにしようとしがちなことがある・・・。
聞く=ありのままを受け入れることが、どんなに大事なことか。
高校生の時は、「聞くふり?」が気になったけど、
「今を生きる星人」の子供たちと生活すると、聞くことの大変さを実感。
|
|
|